【WordCamp Osakaリレーブログ企画】WordCamp Tokyo からの非公式挑戦状

こんにちわぷー!!
WordPress界のキアヌ・リーb…もとい、黄色いおじさんことまがりんです。
あれ?なんか、ちょっと前にも同じような事書いた気が?

WordCamp Osaka のリレーブログになぜ東京のお前が?と思われた方もいらっしゃるかもしれません。実は、ここで公式サイトでも公開されていない情報を大暴露!(ジャジャーン!!)なんと、私、1セッションを担当させていただくことになりました。(一応、告知OKの承諾は得ています。)タイトルは・・・おっと、それはタイムテーブルをお楽しみに。どうやら、今週中には公開予定らしいですよ。私の他にも、えっこの人が!?という方から、はたまたまたお前かいっwって毎度おなじみの方まで、全部見たくなるようなセッションが勢揃いしています。いやー、楽しみですな―。

ここまで言ってなにもナシなのも何なので、サブタイトルだけちょろっと公開すると、「コピペプログラマーからの脱出」です。今、これを見てドキッとした方は、是非どうぞw

さてさて、ちょい漏れ情報はこれくらいにして、リレーブログの最初を飾ったりえさんが

WordCampに初参加したのは2011年2月のWordCamp福岡。その後Camp神戸の実行委員をして、無事大成功に終わり、その時すぐ思ったのが「大阪でもWordCampを開催したい、もっと大阪でWordPressのことを知ってほしい」

と、おっしゃられています。

大阪以外にも名古屋での WordBeach や鹿児島での WordVolcano などにも象徴されるように、WordCamp やそれに準ずるイベントの開催が、地域を越えて WordPress ユーザーを引き寄せ、その熱気が別の地域への火種となり、さらに、WordBench 神戸や WordBench 大阪再始動など、その地域での WordPress 活性化につながっていっていると実感しています。

これは、非常に重要なことで、今回の WordCamp Osaka 2012 も、きっと次のどこかでの WordCamp 開催の起爆剤になったり、他の地域での勉強会につながったりしていくのでしょう。そんな面からも、今回の大阪開催には、期待し、応援しています。

ここで、先日行われた WordCamp Tokyo 2012 からの挑戦状!w
WordCamp Tokyo 2012 では、「WordPress の文化祭」をキャッチコピーに、ブース企画などを行い、展示者と参加者の交流という、一定の成果を得られたと自負しています。大阪では、どうやらお祭りがコンセプトらしいので、これをどう実現し具現化してくれるのか、良い意味で WordCamp Tokyo のスタッフからも、「あいつらやってくれたぜ」と言わせるようなコンテンツを生み出せるのか、WordCamp Tokyo のスタッフとして、一参加者として、楽しみにしています。

P.S. りえさんは、ブログのバナーを更新した方がいいと思うんだ。

【WordCamp Tokyoリレーブログ企画】涙無しには読めないスタッフブログ!?

こんにちわぷー!!
WordPress界のキアヌ・リーb…もとい、黄色いおじさんことまがりんです。

本日は、ナイスタイミング北村氏による「【WordCamp Tokyoリレーブログ企画】すすめ!WordCamp TOKYO 2012!」からの無茶ブリを受けて、涙々の感動巨編をお送りしたいと思います。
そう!思うだけなら自由なんです。基本的人権万歳。

思えば、WordCamp Tokyo 2012 の企画が正式にスタートしたのは、今年の7月5日に、渋谷のJELLY JELLY CAFE で行われたキックオフミーティングが最初でした。一応、その前からも中心メンバー数名では企画が進んでいたものの、参加意思のあるメンバーが集い、認識を共にしたのはこのときからでした。

今振り返ってみると、ほぼ二ヶ月前。それから、およそ1ヶ月後の8月2日には、公式サイトがオープンとなり、8月10日には、参加登録が開始されました。また、これらと同時進行で、スポンサー募集、スピーカー公募、ブース出展募集、会場内のレイアウト策定、現地取材など様々なタスクも、昼は本職、夜は WordCamp の準備の掛け持ちをしながら突貫工事でやってきました。

寝る間も惜しんでミーティングを敢行するスタッフたち?

あまりに突貫すぎたためと、今回初となる実施内容も多いため、多方面から「対応遅い」などのお叱りの言葉をいただいたりと言うこともありましたが、現状、ドタバタしつつも、あと一息というところまで来られたということに、1スタッフとして一定の感慨を憶え、開催を楽しみにしている部分があります。

過酷な労働にも耐えうる当日用作業スーツも準備万端

それもこれも、なんだかんだ言いながら個々のメンバーが互いのタスクを尊重し、楽しみつつやっているからこそ実現できているのではないかなあと、個人的には思っています。

そんなスタッフの思いが詰まった WordCamp Tokyo 2012 も、あと1週間ちょっとでの開催となります。
単にセッションを見たり・聞いたりするだけでなく、用意されている個々のものに、スタッフがどのような思いで作成したのか、そんな点にもちょっとだけ、意識を振り向けてくれるとより、楽しめるイベントになるのではないかなあと思います。

スタッフとしても、あともう一踏ん張り!
残されたタスクをモーレツにこなして、来場された方には、少しでも楽しんでもらえたらと思っています。そして、そんなスタッフがちょっとでも面白そうと思われた方は、是非次回の WordCamp をはじめとしたイベントのスタッフとして応募してみてください。ポイントは、タスクが回ってくるのを待つのではなく、自分から○○をやりたいと志願することです。

フェイスブックグループ上で展開される真剣なやりとり
注)他のスレッドはもっとまじめにやってます。本当です。信じt

それでは、会場でお会いできることを楽しみにしています。

あ、まだ参加登録してないそこのあなた!こちらからどうぞ
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

次回は一転、WordCamp Tokyo 実行委員会の ジークフリード・キルヒアイス こと、物部さんがお送りする知的で高貴な物語をどうぞ。

WordCamp Tokyo アンケート集計サイトの舞台裏

@rie05 さんからのバトンを受けて、WordPress Advent Calendar 2011 の4番バッターを担当させていただきます。
Advent Calendarとはなんぞや??と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、それは、先のお三方が十二分に説明いただいているので、さっくりと割愛。

たいさん、みやさん、りえさんと、ハードルを上げまくってくれたので、後の方を思ってここら辺で下げる役割をば。。。
私の紹介する内容ですが、WordCamp Tokyo 2011 のアンケート集計を担当させていただいているので、技術的内容含めて、その舞台裏など紹介してみたいと思います。

WordCamp Tokyo 2011は、11/27に800名を超える参加者を開催されましたが、アンケートを集計する役目に手を挙げてしまっていたので、私の WordCamp はまだ終わらない!
受付スタッフに集めて頂いたアンケートその数なんと414枚!!!
これほどの数をどう集計するかというと、これも WordPress やってしまうのがWPerの矜持ではないでしょうか。

実を言うと、前回、関東圏で開催された WordCamp Yokohama 2010 のアンケート集計も、公開はされていませんが WordPress を用いて行っていました。
ただし、Yokohama のときは、回収したアンケートの枚数も98枚と少なかったので、自分だけでもなんとかなりましたが、今回は、さすがに無理なので分担して入力することに。
414枚のアンケートは一旦、星野さんが預かり全てをスキャン。これを20枚ずつに分割して、21人での分担入力としました。

で、今回の集計サイトでは、横浜の時から以下の改善を行うようにしています。

  • 多人数での利用となるため、入力画面のユーザビリティー向上を図る。
  • 参加者の属性ごとでの集計を行えるようにする。

入力画面のユーザビリティー向上

今回のキモの入力画面がこちら。
通常の投稿を利用していますが、見ての通りアンケート入力用にインターフェイスはガラリと変えています。

変更のために行っている内容は、概ね下記の通り。

  • 管理画面上のデフォルトの入力ボックスを全て削除
  • 本文の入力欄も削除
  • スクリーンレイアウトの列の数を強制的に1に固定
  • 入力テンプレート用の入力ボックスを追加
  • 公開ボックスが最下部に表示されるように再度追加
  • 不要な表示などは、cssで非表示にして調整

管理画面上のデフォルトの入力ボックスを全て削除

デフォルトで配置される入力ボックスを多重配列として、remove_meta_box を使い削除します。

function remove_default_metaboxes( $post_type, $post ) {
	$meta_boxes = array(
		'side'		=> array( 'submitdiv', 'tagsdiv-post_tag', 'categorydiv', 'durationdiv', 'postimagediv' ),
		'normal'	=> array( 'trackbacksdiv', 'commentstatusdiv', 'commentsdiv', 'postexcerpt', 'postcustom', 'slugdiv', 'authordiv', 'revisionsdiv' )
	);
	
	foreach ( $meta_boxes as $position => $boxes ) {
		foreach ( $boxes as $box ) {
			remove_meta_box( $box, $post_type, $position );
		}
	}
}

本文の入力欄も削除

remove_post_type_support は、カスタム投稿タイプを設定する際に用いる、register_post_type の supports パラメータとは逆に、すでにサポートされている項目を非サポートにすることができます。ここで、パラメータに post と editor を指定して、投稿の本文入力を削除。

function remove_post_editor_support() {
	remove_post_type_support( 'post', 'editor' );
}

スクリーンレイアウトの列の数を強制的に1に固定

get_user_option_screen_layout_post にフックして、ユーザーのスクリーンレイアウト列数を1にすると共に、screen_layout_columnsにもフックして、最大の列数も1に変更します。

		// レイアウトを1カラム固定に
		add_filter( 'get_user_option_screen_layout_post', array( &$this, 'post_edit_fix_layout' ) );
		add_filter( 'screen_layout_columns'				, array( &$this, 'post_edit_fix_max_columns' ) );
function post_edit_fix_layout() {
	return 1;
}


function post_edit_fix_max_columns( $columns ) {
	$columns['post'] = 1;
	return $columns;
}

入力テンプレート用の入力ボックスを追加、公開ボックスが最下部に表示されるように再度追加

add_meta_box を使って、入力テンプレート用のボックスを追加、その下に公開のボックスが表示されるように、その後で、submitdiv を追加します。

function add_event_metabox( $post_type, $post ) {
	add_meta_box( 'enquete_meta_box', 'アンケート', array( &$this, 'event_meta_box' ), $post_type, 'normal', 'high');
	add_meta_box( 'submitdiv', __('Publish'), 'post_submit_meta_box', $post_type, 'normal', 'high' );
}

不要な表示などは、cssで非表示にして調整

function output_editor_style() {
	$css_url = preg_replace( '/^https?:/', '', plugin_dir_url( __FILE__ ) ) . 'css/post_admin.css';
?>
<link rel="stylesheet"  href="<?php echo esc_url( $css_url ); ?>" type="text/css" media="all" />
<?php
}

堀内さんのセッション「早く・良いものを作るための、WordPressサイト構築ワークフロー」にもありましたが、使いやすい管理画面を作ることは、Webサイトの運用を活性化させる必須条件。
今はまだ、アンケート集計などそれ毎にハードコーディングされていますが、これを汎用化させて、テンプレートディレクトリに投稿タイプのテンプレートが存在したら、自動的に管理画面を変更でき、テンプレートの作成も、WordPress のテーマ同様テンプレートタグのようなものが使えるようになれば、もっと使いやすい管理画面を簡単に実装でき、WordPress の使い勝手を格段に上げることができるようになるんじゃないかなと思っています。

ハードコーディングしたため、テーマとプラグインの両方がないと上手く動きませんが、とりあえず集計サイトのテーマとプラグインは下記からダウンロードできるようにしておきますので、詳細なコードを確認してみたい方や試してみたい方は是非。

tokyo2011-enquete.zip (表示用のTwentyEleven子テーマ)
editor-tempate.zip(投稿画面のカスタマイズプラグイン)

最後になりますが、たくさんの声をいただいたアンケートも、あと少しでみなさんにお見せできるようになるかと思います。もう少しお待ち下さいね。

それから、入力に携わった @naokomc@daipresents@k_mikage@kai4den@ShinichiN@hibiki443@makito_th@odyssey@waviaei@nakachon@kana_ko@shokun0803@Mighty_Works@barchin@naonyan_taicho@cuez_yuko@narikei1030@yorozu にも多大なる感謝を。

さ、次は、カクニンさんこと@horike37 さん、まかせたよ!

WordCamp Tokyo 2011 講演資料「WordPress の動作原理詳説」

WordPress の動作原理詳説

WordPress の動作原理詳説

アンカンファレンス補足資料

WordPress関数の記述箇所を検索できる便利サイト

PHPXref 0.7: WordPress

たしか、@kzextream さんに教えてもらった WordPress関数がどのファイルの何行目に書いてあるか検索できるサイト。
表示が完了したら、Ctrl+fなどのブラウザ検索で、WordPress関数名を検索。ヒットした関数名をクリックすると、下記のように関数が記述されているファイルと行数。それから、参照(利用されている)箇所を表示してくれる。
注意点は、(確か)最新版のソースコードを参照しているため、バージョンによって違うことがあり得る。

get_the_category の場合は、wp-includes/category-template.php の 65行目に記述されていて、link-template.php ほか9カ所で利用されていることが分かる。

WordCamp Tokyo 2011 への賛歌

ずーっと続いてきた WordCamp Tokyo 2011リレーブログも私で最後。WordCamp Tokyo 2011もいよいよ明後日開催です。トリが残念な内容にならないよう、ちょっぴり気を引き締めないと。。

テクニカルトラックのこと

今回の WordCamp ではテクニカルトラックのコーディネートをwokamotoさんと担当させていただきました。いろいろ検討した結果、特徴としてはテクニカルトラックでありながら、技術的なものよりも体験談的な内容のセッションを多めの構成としています。

技術的な内容のセッションももちろんためにはなりますが、30分という枠の中でお伝えできるものは、本当にごく一部、下手をすれば概要レベルでしかお伝えできないかもしれません。
その点、体験談的内容は、具体性には欠けるもののリアル性に富み、参加される皆さんにとっても、これからの筋道を示しゴールへ導いてくれる貴重なセッションになるはずです。そんなテクニカルトラックの体験談的セッションを紹介しておきます。

1つは、宮内隆行さんの「WordPress プラグインを作って世界と交流しようぜ!」
宮内さんが開発されているプラグインでは、「WP Total Hacks」がすでに8カ国語に翻訳されているほか、14ものプラグインを WordPress の公式ディレクトリで公開されており、日本の中では有数のプラグイン開発者でいらっしゃいます。そんな宮内さんが経てきた経験は、これからプラグインを作ったり、公開してみようと思っている方々には、素晴らしい動機付けになること間違いありません。

2つめは、中山記男さんの「本当にあった WordPress テーマにまつわる怖い話」
世界標準という言葉があてはまるほど、世界ではスタンダード化した WordPress ではありますが、その反面いくつかの弊害もあります。今回は、中山さんが実際に体験されてきた事を通して、何故そういうことが起きうるのか、WordPress を利用する上で注意しなければならない事の一環を身をもって感じて頂ければと思います。

そして、3つめが高橋文樹さんの「たった一人の反乱 〜 WordPress で電子書籍を売る 〜」
小説家でありながら、コンテンツ販売の決済プラグインを自ら作られて公開するなど、マルチな才能をお持ちの高橋さんは、数ある電子書籍サービスではなく、WordPress を用いて電子書籍の販売に取り組まれています。
その人柄を含め、経緯や苦心した点には、私も大いに興味をそそられています。

WordCampで本当に大事なこと

すでに何回もほか方のリレーブログでも触れられてはいますが、本当に大切なことだと思っているので、最後にもう1回だけ。
WordCamp は、WordPress に関する最大のイベントで、その内容も国内屈指ではありますが、1日で学べることには限度があります。そして、学んだことも反復し、実行しなければ実際には身に付きません。
今回、WordCamp に参加される方は、多かれ少なかれ WordPress を知るために参加されるのではないでしょうか?であれば、セッションを聞くだけでなく、スピーカーや他の参加者、そして日本語チームをはじめとした WordPress のコアメンバーと顔見知りになれるようにしてください。できれば、各地で行われている勉強会や交流会に参加したり、欲を言えば自ら主催してください。

そのようにして、ネットワークを広げることは、自らの財産になりますし、WordPress に関する情報も自然と入ってくるようになります。詳しい人にSNSを介して質問をすることも可能になったり(WordPress 界隈の人は結構教えたがりでもあります)、自分自身の学ぶ動機付けにもなるはずです。
WordCamp に参加することは、ゴールではなくスタートを切ることで、そこからどのようなレースをするかは、自分自身次第です。

WordCamp に参加したら、最低10人は知り合いを増やせるようにしましょう。私たちも、お互いがコミュニケーションできる様々な仕掛けを用意してお待ちしています。